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Titan FTP 2019 から Titan SFTP Server へのアップグレード

アップグレード前の注意点

  • Titan FTP 2019 は、2023年 6月に限定サポートを含む全ての対応を終了しました。(インストーラーの公開・配布も終了)
  • アップグレードには Titan FTP 2019 #3675 以降がインストールされている必要があります。
    それ以前のバージョン #ビルドでは正常に移行できません。
     Titan FTP 2019 #3675 以降のインストーラーをお持ちでない場合、条件付きでご提供させていただきます。リクエスト
  • 保守有効期限内のシリアル番号でアクティベーションされている必要があります。
    古いシリアル番号が登録されている場合、バージョンアップが行えない場合があります。
  • Titan FTP 2019 とは『動作要件』が異なりますので、事前にご確認ください。
  • 本製品のご利用には管理者権限が必要です。
  • 新しいサーバーに Titan SFTP Server をインストールして、Titan FTP 2019 以前の設定を直接移行することはできません。
    新しいサーバーに Titan FTP 2019 #3675 以降をインストールして、設定を移行しておく必要があります。
  • バージョン 2017 以前からのアップグレードの場合、Titan FTP 2019 #3675 以降を経由した場合でも、設定が正しく移行されない場合があります。移行後は必ず各設定を再確認してください。
  • また、後述の『事前に Titan SFTP Server に移行されない設定】もご確認ください。
  • アップグレード後に、従来のサービス SRTSERVERDAEMON (Titan FTP Server Daemon)は停止します。(削除はされません)Titan SFTP Server をご利用いただく場合は、停止した状態にしておく必要があります。
  • Titan SFTP Server のサービス名は SrtSrxServerService で、表示名は Titan SFTP Server です。
  • 管理には HTML5 に対応したブラウザが必須となります。適合ブラウザは『動作環境』をご確認ください。
  • Titan SFTP Server では、ローカル管理に 31443 番ポートを使用します。
  • Titan SFTP Server では、FTP の遅延バッファサイズの調整機能が搭載されていません。
  • ログファイルのタイムスタンプは GMT (UTC) で表示されます。現時点で JST に変更することはできません。
  • 2.0.28 より UI がリニューアルされました。ディスプレイ解像度が低い場合、一部の文字が見切れるためご注意ください。(1920 × 1080 以上を推奨)

旧バージョンへの上書きインストールを実行する際、Titan SFTP Server のインストーラーは、ドメイン設定、各サーバー、グループ、ユーザー設定を含む古い設定のフルバックアップを C:\ProgramData\South River Technologies\SrxServer\Backups\ に作成します。

Titan FTP 2019 から移行されない機能・設定

  • アクティブではないホストキーおよび証明書
  • パスワードで保護された証明書とホストキー(秘密鍵)
  • UNCアカウント (機能改善に伴い新規登録が必要)
  • ユーザーアカウントの有効期限
  • [サーバーアクティビティ] の自動更新設定
  • サーバータイムゾーン設定
  • イベント (再設定が必要)

廃止された機能

  • FTP以外でのサーバータイムゾーン設定 (追加実装を要望済み)
  • ユーザーを拒否する条件「X回の不正なコマンド」設定
  • FTP の遅延バッファサイズ調整
  • 大文字小文字保存の指定(サーバーの詳細設定)

アップグレード手順

STEP
管理者権限でインストーラーを実行

Titan SFTP Server のインストーラーを右クリックして管理者として実行

STEP
インストールを開始

以下リンク先記事の手順に沿って、インストールウィザードの操作を進める

STEP
Default Server の停止 または 削除

管理ポータルにログイン後、Default Server の右の アクションボタン をクリックし 停止ボタン ボタンでサーバーを停止 または 削除ボタン で削除

Server UI Action

停止を選択した場合、左メニューから Default Server を選択し、基本 タブに移動して起動時に実行するのチェックを外して チェックボタン をクリック

Disable_Startup
STEP
レガシーインポート

サーバーエリアの Server-Import をクリックして、古いサーバーインスタンスの選択を選び、リストからインポートするサーバー構成を選択し 次へ をクリック

STEP
データベースタイプの選択

データベースタイプで SQLite を選択して 次へ をクリック

データベースタイプの選択
STEP
サーバー名の確認

サーバー名を確認して、変更がなければ 完了 をクリック

サーバー名の入力
STEP
サーバーの状態の確認
  • インポート後のサーバー名の前のアイコンが Server_Stop (サーバー停止状態)であればアクションボタンをクリック後、サーバー開始ボタン (サーバー起動) をクリック
  • 復元したサーバー名の前のアイコンが Server_Stop に、Service_stopサービス開始状態 になっていることを確認して完了
STEP
コンピューターを再起動

サーバーコンピューターを再起動し、Windows のサービスで「SRTSERVERDAEMON (Titan FTP Server Daemon) 」を停止

SrtSrxServerService(Titan SFTP Server)を一度 停止 に変更してから開始を実行

実行中の状態になったことを確認後、下記リンク先の手順に沿ってライセンス認証 (アクティベーション) を実行

  • Titan SFTP Server と Titan FTP 2019 は同時起動できません。
  • 並行稼働されたい場合は、別のコンピューターおよび別のシリアル番号で稼働させる必要があります。
  • アップグレード後、Titan FTP 2019 は任意のタイミングでアンインストールいただけます。

ロールバック手順

STEP
アクティベーション解除

Titan SFTP Server のアクティベーションを停止

STEP
サービスの停止

管理ポータルを閉じて、Windows のサービス管理ツールで Titan SFTP Server を停止後、スタートアップの種類を無効または手動に変更して OK をクリック

STEP
Titan FTP 2019 のサービスを開始

Titan FTP Server Daemon のプロパティを開き、開始 ボタンでサービスを開始

STEP
アクティベーションの確認

Titan FTP 2019 の管理コンソールを開いて、登録ステータスで「シリアル番号は有効です」と表示されていることを確認
(表示されていない場合、ライセンス詳細に移動してアクティベーションを実行)