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ログファイルの保存期間と自動削除

Titan のログファイルの保存期間を教えてください。

Titan SFTP では 30日を経過したログファイルがシステムにより削除されます。
保存期間の延長はできませんが、対象となるログファイルを別のフォルダに移動することで削除対象から除外することは可能です。

一定期間が経過したログファイルを自動で削除できませんか?

該当する機能はございませんが、Windows 上で古くなったファイルを削除するバッチファイルとイベントハンドラを活用することで、ご要件を満たせます。

以下に活用事例をご案内します。

目次

古いログを削除するバッチファイル

Windows 上で古くなったファイルを削除するバッチファイルを作成

当記事の手順では、3日以上前のログファイルを削除する BAT を作成

forfiles /p "C:\Srtlogs\SFTP" /m *.log /d -3 /c "cmd /c del @file"

バッチファイルの作成やサンプル提供は、別途有償対応となります。

スケジュールイベントを作成

STEP

イベントハンドラに移動

管理ポータル左メニューで、対象のサーバーツリーを開いて [イベント] をクリック

STEP

新規イベントを作成

追加ボタンをクリックして、[イベント]をクリックし、新規イベントハンドラ[イベントの追加]をクリック

STEP

スケジュールイベント

スケジュールイベント」をクリックして開き、「スケジュール基本イベント」を選択して [OKay] をクリック

スケジュール基本イベント
STEP

イベント条件

スケジュール基本イベント」をクリックして、表示された 「条件」 を選択した状態で[条件の追加]をクリック

スケジュールイベントの条件
STEP

スケジュールの登録

有効化」にチェックを入れた状態で、「最初の実行」のフィールドに日時を入力 または Scheduleをクリックして「Date」で年月日を指定し、「Time」で時分秒を指定し

イベントの日付と日時を選択
STEP

頻度を指定

[1回のみ] または [繰り返し] を選択し、繰り返す場合は頻度を指定して [Okay]をクリック

スケジュール設定した時間が経過
STEP

アクションを追加

[アクション]をクリックして選択した状態で [アクションの追加] ボタンをクリック

STEP

ジョブを実行するプロセスを生成する

ジョブを実行する処理を生成する」をクリックし、「有効化」にチェックが入っている状態で [参照]ボタンをクリックして (またはファイルパスを入力) 、実行させるバッチファイルを指定して[Okay]をクリックして登録後、[次へ]をクリック

ジョブを実行するプロセスを生成する

「ログファイルにスクリプトコマンドライン情報を出力する」は、イベントに関する調査を希望される場合に有効化してください。
また、有効化した後は、ログレベルを「トレース・レベル情報」に変更して問題を再現してください。

STEP

イベント名を登録

「名前」のフィールドに分かりやすいイベント名を入力して、「有効化」にチェックが入っていることを確認し、イベントがトリガーされるタイミングを選択して[次へ]をクリック

当記事の手順では「任意の条件が~」を選択

新規イベントハンドラ
STEP

イベントハンドラの編集完了

[完了] をクリック

イベントハンドラのウィンドウに、登録したイベント名が表示されていれば登録は完了です。

イベントハンドラの編集完了
  • パーソナル および プロフェッショナルライセンスではご利用いただけません。
  • 2.xx 系列では、30日より前のログはシステムイベントによって削除されます。
    ログの削除を回避するには、ログフォルダとは異なる場所に新規フォルダを作成して、30日を超える前にログファイルを移動または複製してください。

Business Premium Support のご契約者様を対象に、イベントハンドラとBATファイルのサンプルをご提供しております。
ダウンロードをご希望のお客様は、お問い合わせフォームにてビジネスプレミアムサポート問い合わせ用シリアル番号』をご入力の上ご連絡ください。

  • TitanLogDel.bat.txt 内のログフォルダ内のパスはお客様環境に応じたものに修正してください。
  • TitanLogDel.bat.txt の “.txt” を削除してください。
  • イベントハンドラをインポート後、添付ファイルの場所は、ご利用環境に応じたものに修正してください。
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