- 複数のユーザーでグループを作成して、アクセス制限やファイルを共有できますか?
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可能です。フォルダやファイルへのアクセス制限を、ユーザー単位ではなくグループ単位で設定でき、ユーザー管理の負担を軽減できます。
目次
グループの作成方法
STEP
メニューからグループを選択
管理ポータルの左メニューから、対象サーバーの [グループ] をクリック ネイティブグループの をクリック
STEP
グループ情報を入力
グループ名を入力 次へ をクリック
ホームディレクトリを選択 ディレクトリパスを入力して
ホームディレクトリにについて
- ホームディレクトリなし
-
ユーザーホームディレクトリを使用 (グループディレクトリを使用しない)
- ユーザーホームディレクトリのデフォルトをグループディレクトリに設定
-
ユーザーホームディレクトリに、グループディレクトリを使用する場合に選択
(ディレクトリパスの例:C:\Srtdata{サーバー名}{グループ名}) - ユーザーホームディレクトリのデフォルトをグループサブディレクトリに設定
-
ユーザーホームディレクトリを、グループディレクトリ内のサブディレクトリにする場合に選択
(ディレクトリパスの例:C:\Srtdata{サーバー名}{グループ名}{ユーザー名})
STEP
メンバーの割り当て
グループに追加したいメンバーの追加をクリックして「現在のメンバー」に移動後、完了 をクリック

STEP
ユーザー情報を編集
左メニューの [ユーザー] をクリックして をクリックして「ユーザーと割り当てられたグループの編集」をクリック

STEP
ユーザーのプライマリグループを変更
- 次へ をクリックして「メンバーの割り当て」でも 次へ をクリックして「ユーザーオプション設定」に移動
- プライマリグループの をクリックして、割り当てたグループ名を選択
- ホームディレクトリで「グループからホームディレクトリを継承」を選択
- 「ホームディレクトリを今すぐ作成」にチェックを入れて 完了 をクリック

- Everyone グループは全ユーザーに適用されます。(ネイティブユーザー認証利用時)
- グループに所属するメンバーは、グループに付与された権限・設定が反映されます。
ただし、ユーザーレベルの設定内容が優先されます。
グループの活用事例
アクセスディレクトリを部署別に分ける

「EIGYO」と「SHARE」のディレクトリへのみアクセスが可能。
「SOUMU」など他のディレクトリにはアクセスできない。
- グループ名
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EIGYO
- ホームディレクトリ
-
ユーザーホームディレクトリのデフォルトをグループディレクトリに設定
- ディレクトリパス
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C:\Srtdata\Default Server\EIGYO\
- ディレクトリアクセス (グループのファイルとディレクトリ編集)
-
ローカスパス
C:\Srtdata\Default Server\EIGYOアクセス権
Allow: RWADNMVLIGSXU, Deny: ————- - 仮想ディレクトリアクセス (グループのファイルトディレクトリ編集)
-
実際のパス
C:\Srtdata\Default Server\SHARE\アクセス権
Allow: RWADNMVLIGS–, Deny: ———–XU