最新バージョンは 2.0.35.2934 です。

NOOPコマンドを無視する方法

FTPクライアントからの NOOPコマンドを無視できますか?

はい、可能です。「タイムアウト回避スキームをブロックする」という機能で、FTPクライアントからの NOOPコマンドを無視できます。

この機能は、セッションの待機時間を超えたユーザー (クライアント) が送信する NOOPコマンドを無視して、ユーザーとのセッションを終了します。

当機能を有効にした状態で、「アイドル接続タイムアウト」の時間を短くすることで、トラフィックを抑制したい場合などに効果的です。

STEP
サービス設定

管理ポータル左メニューから対象サーバーのツリーを開いて [サービス] をクリック

STEP
FTP (詳細)

[FTP/FTPS]タブに移動してFTP/FTPS 設定を開き、「FTP (詳細)」の「タイムアウト回避スキームをブロックする」にチェックを入れる

FTP詳細設定
STEP
適用

チェックボタンをクリックして設定を反映

  • 本機能は FTP および FTPS でのみ動作します。
  • FileZilla でタイムアウト後にコマンドを送信すると、FileZilla はタイムアウトメッセージを表示しません。
    NOOPコマンドが通ったように見えますが、これは Titan SFTP Server の問題ではありません。
  • WinSCP の「接続の保持」設定内の「ダミーコマンドを送信する」が有効になっている場合、本設定ではブロックできません。
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