2.0.26.2465 と 2.0.29.2844 で改善対応が適用されています。
当記事内の操作を実行いただく前に、まずは Titan を最新の状態に更新してください。
PASVモード設定が適切ではない場合、FTP による通信が不安定になり、速度遅延を引き起こす場合があります。
最新の Titan で速度低下が改善しない場合は、以下の手順をお試しください。
STEP
サービス
管理ポータル左メニューから対象サーバーのツリーを開いて [サービス] をクリック
STEP
FTP/FTPS 設定
[FTP/FTPS] タブ内の [FTP (一般)] に移動して、IPアドレスとポート番号に正しい値が入力されていることを確認
STEP
PASVモードを許可
「PASVモードを許可」にチェックが入っていることを確認 (必要に応じて「EPSVモードを許可」にもチェック)
STEP
PASVポートの範囲を指定
「PASVポートを制限する」にチェックを入れて、利用可能なポートの範囲を指定

- PASVポートの範囲には 1024 以降をご利用ください。(初期値を推奨)
- From と To の間は 1000 以上空けてのご利用を推奨します。
STEP
適用
をクリックして設定を反映
範囲を指定しなかった場合、FTPサーバーはランダムなポートを使用してデータ転送を試みます。
しかし、多くのネットワーク環境では、クライアント側や中間にあるファイアウォールが、予期せぬポートからの接続をセキュリティ上の理由でブロックします。
FTPサーバーを運用する際は、必ずPASVポートの範囲を指定してください。
これにより、セキュリティを確保しつつ、安定した接続を確立することができます。