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ブラウザでファイル転送ができるサーバーを構築

ブラウザでファイル転送ができるサーバーも構築できますか?

はい、HTTP/HTTPS サーバーを構築すれば、Webブラウザ (Web User Interface) からファイル転送が可能です。

Web User Interface とは何ですか?何ができますか?

Web User Interface とは、ブラウザによるファイル転送機能です。

クライアントPCにソフトウェアやプラグインをインストールすることなく、Webブラウザから「アップロード」「ダウンロード」「移動」「コピー」「削除」「閲覧」「リネーム」を実行できます。

スマホやタブレットのブラウザでも使えますか?

ご利用いただけます。1

ブラウザでファイル転送をするためには、どのライセンスを購入すれば良いですか?

現行ライセンス2の全てが Webブラウザ (Web User Interface) でのファイル転送に対応しています。

当記事では、Webブラウザでファイル転送ができる HTTPSサーバーを構築する方法をご案内します。

目次

HTTPSサーバーの構築手順

STEP

Default Server を停止 (または削除)

管理ポータルにログイン後、Default Server の右にある アクションボタン をクリックし 停止ボタン ボタンでサーバーを停止。不要な場合は 削除ボタン ボタンで削除

サーバー一覧

停止を選択した場合、左メニューから Default Server を選択し、基本タブに移動して起動時に実行するのチェックを外す

サーバー基本情報
STEP

新規サーバーの作成

左メニューのドメイン名を選択後、追加ボタンをクリックして作成するサーバータイプで「スタンドアローンまたは ~」を選択

ドメイン名
(メニュー > ドメイン名の選択)
作成するサーバータイプ
STEP

データベースを選択

Select Database で SQLite Database を選択

データベースの選択
STEP

サーバー情報の入力

サーバー名を入力して、「自動でサーバーを開始する」にチェックを入れた後、次へ をクリック
(データの保存先を変更する場合は「ディレクトリの場所を手動で設定する」にチェックを入れる)

サーバー情報の入力
STEP

サービス (プロトコル) の選択

WebUI/HTTPを選択して 次へをクリック

WebUIサービス
STEP

HTTPアクセスのセットアップ

  1. HTTPブラウザインターフェースを有効にする」にチェックして 次へ をクリック (必要に応じて IPアドレスとポート番号を変更)
HTTPアクセス設定
STEP

HTTPSアクセスのセットアップ

HTTPS アクセス3を使用する場合、「HTTPS/SSLブラウザインターフェースを有効にする」に を入れて 次へ をクリック (必要に応じて IPアドレスとポート番号を変更)

HTTPSアクセス設定
STEP

SMTPサーバーの登録

SMTPサーバー (フリーサービスを除く) をお持ちで、Eメールによる通知を利用されたい場合のみ設定。
よくわからない場合や、設定が不要であれば 完了 をクリック

SMTPサーバーを登録

以上で WebUI 用のサーバー (HTTP/HTTPS) の作成は完了しました。引き続き、サーバーにログインするユーザーのアカウントを作成します。

  1. HTLM5 に対応したブラウザでのみご利用いただけます。 (Chrome,Safari,FireFox など) ↩︎
  2. 旧ライセンスとなる Titan FTP のプロフェッショナル、パーソナルではご利用いただけません。 ↩︎
  3. 当記事内ではサーバー作成時に自動生成される自己署名証明書を利用しています。
    CA証明書をお持ちの場合、「証明書の管理」でインポートした後、HTTPとHTTPS設定にてご登録ください。 ↩︎
  • 当記事で作成するサーバーは、一般的な WEBサーバー (Apache など) とは異なります。
  • SSL/TLS証明書のCA認証についてはサポート対象外となります。
  • WebDAV と WebUI (HTTP/HTTPS) が異なるサービスです。
  • Internet Explorer などの古いブラウザでは WebUI はご利用いただけません。
    開発/保守が継続されている HTML5に対応したブラウザをご利用ください。
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