
Titan MFT Server は、セキュリティを重視したマネージド・ファイル転送サーバーソフトです。
最新の暗号化規格、ストリーミングディスク暗号化、2要素認証、そしてアクセス制御のための様々な管理者ツールをサポートしています。
マネージド・ファイル転送は、ファイルの保存中および転送中の保護において中心的な役割を果たします。
そのため、Titan MFT Server はセキュリティのベストプラクティスに重点を置いています。
Titan MFT Server は Active Directory と LDAP をサポートしておりユーザー認証を効率化します。
Titan MFT Server には、負荷分散サポート、マルチサーバークラスタリングとフェイルオーバー、そして最高レベルのデータ圧縮によるファイル転送速度の向上も含まれています。イベント管理と自動化により、作業量を分散してワークフローを円滑にすることで、重要かつ煩雑なタスクにかかる時間を節約できます。
MFT Server の主な特徴
Titan MFTは、Titan SFTP Serverプラットフォームを基盤として、お客様のビジネスに包括的な MFT ソリューションを提供します。
- PGPで一時的にデータの安全性を損なうことなく保存データを暗号化
- Google AuthenticatorとMicrosoft Authenticatorを使用した2要素認証のサポート
- FIPS 140-2、HIPAA、PCI、サーベンス・オクスリー法準拠 (FIPS コンプライアンスモジュール搭載)
- 顧客やパートナーとの簡単かつ安全なファイル共有
- 受信ファイアウォールポートを閉じ、イベントを自動化することで、一般的なハッキング攻撃から保護
- WebDAV サーバーの構築と管理をサポート
- SFTP,FTPS,FTP,HTTP,HTTPS プロトコルのサポート
- Web ブラウザからのファイル転送をサポート (HTTP/S)
- Active Directory 認証をサポートし、Windows Active Directory の設定が MFT Server で利用可能
- LDAP 認証をサポートし、LDAP の持つ情報を利用したユーザー管理が可能
- ハイブリッド認証をサポ―ト
- クラスタリングをサポート
- Microsoft Cluster Service / Microsoft Failover Cluster 構成のサーバーで、クラスタ構成とフェールオーバーが利用可能
- IETFのインターネットドラフトに準拠
- ルートディレクトリを、グループ単位、ユーザー単位で変更
- ディレクトリ単位のアクセス制限
- Push/Pull イベントによるオートメーション支援
- イベントハンドリングシステムのサポート
- ディスククオータ機能
- REST API とコマンドラインユーティリティ
- AV スキャン機能で ICAP をサポートする業界標準の AVサーバーと連携
- DoS 攻撃のブロック機能、フラッドプロテクション
- IPアクセス制限
- ファイル共有機能・ファイルリクエスト機能
セキュリティ制御
- ストリーミングディスク暗号化
- 2要素認証
- 安全な転送プロトコル
- 境界セキュリティ
安全なコラボレーション
- リンクの有効期限付きで簡単にファイルを共有
- クイック送信機能
- 外部ファイルを受信する機能 (Dropzone)
コンプライアンス
- PCI
- HIPAA
- FIPS 140-2 / GDPR
- ITAR
プロトコル
- FTP and HTTP with TLS
- SFTP
- WebDAV
- IPv6
仮想フォルダ
- アクセスネットワークディレクトリを簡単に有効化
- サーバー、グループ、またはユーザーレベル
- UNCパスを簡単に追加
HA / 負荷分散
- クラスタリング
- フェイルオーバー
- ダウンタイムを排除
- 拡張が簡単
オートメーション
- 100以上のイベントアクション
- スケジュールまたはトリガーによる自動実行
- AVスキャン、バックアップ、レポート
- ハッカーを無力化
ファイル管理
- 圧縮をサポート
- 禁止ファイルの種類
- 大文字と小文字の保持または変換
- Resume Transfers
ユーザー認証
- Native Authentication
- Active Directory or LDAP
- ハイブリッド認証
- Trusted TLS 証明書
管理
- Webベースの管理コンソール
- 複数のログ形式
- REST APIとコマンドラインユーティリティ
- アクティビティモニター
MFT Server の必要動作環境
対応 OS1 | Microsoft Windows Server 2025 Microsoft Windows Server 2022 Microsoft Windows Server 2019 Microsoft Windows Server 2016 |
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CPU | 2.0 GHz 以上/マルチコア (4コア以上) |
メモリ | 16 GB以上 |
ハードディスク | 3 GB 以上の空き容量 (サーバー構成 1つにつき 300MB 以上の空き容量) |
ディスプレイ | 解像度 1920 × 1080 以上 |
ソフトウェア | Microsoft .NET Core 2 (インストーラーに同梱) |
ブラウザ | Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge の最新版 (Internet Explorer は非対応) |
その他 | マウス(2 ボタン以上)とキーボード インターネット接続 (オフラインでの利用は可能) TLS 1.3 は Windows Server 2019 以降の環境下のみサポート ProgramData への書き込み/読み取り権限が必要 SRTSERVERDAEMON (Titan FTP 2019 以前のサービス) が停止していること |